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従者の失踪
 回想の途中だが、現在時間で大事件が起きた。
 従者Saburoが突然姿を消したのだ。呪文でではない。行方不明になったのである。
 書き置きには、こうあった。
 「突然姿を消すことをお許しください。この世界に名残りは尽きませんが、わたしは別の世界に旅立たなければなりません。悲しまないでください、それが定めなのです」
 ほ、ほえ? あまりに唐突過ぎて訳が分からないぞ。
 「我が家には古い言い伝えがあります。姫の成長を見届けた暁には、一度別の世界に旅立てと。その定めに従うのみです」
 ほええ〜、なんか後付けくさいぞ。中の人の事情が変わったんじゃないのか?
 「不審に思うかもしれませんが本当です。そういう設定になりました」
 それじゃあ、仕方がないな。
 次の日の夜、黒い旅団の仲間はウィンダス近郊の「星降る丘」に集まり、Saburoの帰還を信じて待つ会を催した。
 丘に立って一人ずつ花を捧げ、Saburoの思い出を語り合った。途中で涙するものが続出した。
 夜中になると、丘は不思議な光で満たされた。ホタルのような、星のような、幻想的な光である。
 Sacraはこの光景を生涯忘れないだろう。そして、再びSaburoに出会ったときは、笑顔で迎えよう。
 「また先に逃げたな」と。
| 日常 | 16:31 | comments(6) | trackbacks(0) |
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