CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
MOBILE
qrcode
<< 回想…世界の扉 | main | 北へ >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
汽船に乗って
 凶悪なゴブリンが徘徊する外の世界とは打って変わって、マウラの町はのどかそのものだった。のほほんとしたBGMに拍子抜けするほどである。
 なにもこんな大陸の外れに港町を作らなくても、海ならウィンダスにもあるのに……と、思わず愚痴がこぼれそうになったSacraだったが、きっと大きな船が入れる入り江はここにしかなかったのだろうと、無理矢理自分を納得させた。
 さて、町の人に話を聞くと、昔はこの町ももっと栄えていたらしい。飛空挺が登場してから流通の主力が飛空挺に変わり、今では寂しい漁村に甘んじているのだそうだ。
 町の人々はおおむね親切だったが、特に困っていることもないようなので、さっさと汽船に乗って海を渡ることにした。船賃は思いのほか安かった。
 船賃を払ってゲートをくぐると、そこは桟橋だ。係員によると、船が到着するまでしばらく時間がかかるという。周りには釣りをして時間を潰している人がいる。なるほどと思ったが、あいにくSacraは釣り具の持ち合わせがなかった。
 しばらくすると、大型の汽船が入港してきた。おお、本当に目の前で船が動いてる。波しぶきも立っている。すごい!
 船が桟橋に着くと、一番最初に乗り込んだのはSacraだった。ベテランの冒険者を尻目に、初めての船内をあちこち駆けずり回る。う〜ん、船室の中しか動き回れないのか。つまらないなあ。
 ……と思っていたら、船が港を離れて外洋に出た途端、船室の外に出られるようになった。甲板に上がると、海風が気持ちいい。船は波しぶきを上げて快調に進む。遠くに見える景色はどんどん後ろに流れていく。
 Sacraはその身軽さを利用して、舳先に上ってみたり、エンジン室に潜り込んだりして遊びまくった。船内の売店では釣り具も売っていた。なかなかうまい商売をするなあ。
 そうこうするうちに、甲板の方でなにやら戦いの音が聞こえてきた。なになに?
 好奇心の塊と化したSacraが甲板に出てみると、乗客の一人がSacraの10倍はあろうかという大ダコと戦っている。な、なにあれ? 船の上にもモンスターが出るの!?
 そうこうするうちに、ベテランらしい冒険者は大ダコを片付けた。その後、何事もなかったかのように釣竿を取り出して釣りを始める。おお、なんだか格好いい!
 やがて、汽船は目的地に到着した。ここはもう別の大陸だ。
| 冒険 | 03:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | 03:05 | - | - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://vanadiel.jugem.cc/trackback/47
トラックバック