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裏切りのミスラ
 珊瑚を手に入れたSacraは、さっそく泥棒ミスラことNana-Migoのもとにそれを持っていった。珊瑚と引き換えに「禁書」を渡してくれる約束だ。
 しかし、泥棒ミスラは「禁書」は今ここにないという。秘密の隠れ家の中に隠してあるから、そこで取引しましょうと持ちかけられた。
 秘密の隠れ家……ふふん、あそこね。前に雑誌「特ダネ・ウインダス」の記事を集めるアルバイトをしたときに、ちゃ〜んと場所を調べてあるんだから。
 Sacraが「その場所」に行くと、隠れ家の中でNana-Migoと2人の手下が待っていた。
 「ははん、お嬢様がいらっしゃったわね。世間の厳しさを教えてあげるから、いい勉強だと思って素直に帰るのね」
 「お嬢様じゃないもん! お姫様だもん!」
 「アラ、なに言ってんのかしら、この子。お前たち、やっておしまい!」
 要するに裏切ったということね。そういうことなら、こっちにも覚悟があるんだから。どっちがやられるか、見てらっしゃい。
 「待テ★ソノ★本★ハ、ワレ★ワレノ★モノダ」
 いいタイミングで突然現れたのは、野良カーディアン3体! しかも、強いと評判のエース・カーディアンだ。これには泥棒ミスラもびびっている。いいざまだ。
 「なに言ってんのさ。欲しければ力ずくで持ってきな!」
 おお、啖呵を切ったぞ。やるねえ。ひゅうひゅう〜
 「そこまでだ!」
 またもやタイミングよく現れたのは、「口の院」の院長。最初のミッションで兄妹喧嘩をしていた、変わり者の魔道士だ。おまえら、あたしの後をつけてきたのか? このストーカーめ。
 院長はなにやら呪文を唱えると、問答無用でエース・カーディアンの1体を吹き飛ばした。乱暴だなあ。
 「お前たち、最近遺跡の中に集まって、なにやら陰謀を巡らしているようだな。なにが目当てだ」
 あの〜、あたしがいることに気付いてる? 話に入れてくれないかなあ?
 「お前たちは嘘をつくことは出来ないが、沈黙はありという訳か」
 勝手に話を進めるな〜 あたしを無視するな〜!
 「泥棒ミスラ、さっきのカーディアンのようになりたくなければ、おとなしく禁書のありかを話してもらおうか」
 「チッ、仕方ないねえ。カルハバルハの家にあるよ」
 カルハバルハ? ああ、20年前の大戦で、ウィンダスを救ったという英雄の名前ね。
 「あの書は、泥棒ミスラごときが扱えるものではないのだ。災いが降りかからなかっただけでも良かったと思ってもらおう。さあ、そこの冒険者、怒り狂った泥棒ミスラに食われたくなければ、一緒に来るがいい」
 あ、やっと気付いてくれた。わ〜い。
 ウィンダスの街に帰ると、カルハバルハの家に急いだ。
 「なんだ、ここまでついてきたのか。まったく好奇心の旺盛な冒険者だ」
 あたしの後をつけてたのは、あんたの方でしょ。失礼ね。
 「な、なんだこれは! 消えるはずのない文字がすべて消えている。これはもはや『神々の書』ではない。『白き書』だ!」
 ああ、それでミッション名が「白き書」だったのね。
 「おい、お前! 急いで目の院の院長に知らせるんだ」
 また、使い走りかい。冒険者使いが荒いなあ。まあ、元々「目の院」からもらった仕事だから、完了報告のついでに話してやるか。
 「目の院」の院長に事の次第を話すと、このことは絶対に口外無用だぞと念を押された。そんなこと言われたら、しゃべりたくなっちゃうじゃない。
 かくして、レベル2ミッションの第1段階は幕を閉じた。
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