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同邦人
 ある日、Saburoを引き連れて魔法塔の地下迷宮に潜ろうとしていたところ、魔法塔のすぐ外でタルタルの男から視線を感じた。
 ふふっ、あたしの美貌に一目惚れかしら。
 なにか言いたそうにもじもじしているので、こちらから声を掛けてみた。
 「ハイ!」
 どういうわけか、この辺ではいつも西方から来た冒険者(アメリカ人)にしか会わないので、挨拶も自然と西方風になる。
 謎のタルタルは軽く手を振ったが、まだ話をしようとしない。
 「アタシ達ト一緒ニ行キタイノ?」
 再び西方訛りで語りかけてみるが、回答がない。ただじっと、こちらを見つめているのが、なんだかすごく気になる。
 「姫、放っておいて先に行きましょう」
 Saburoが囁きかける。
 そうしようかと思ったが、ふと思いついて地元の言葉でもう一度尋ねてみた。
 「あなた、ここの土地の人?」
 反応がない。しかたない、放っておいて行くか。
 その時、後ろから流暢な西方語(日本語)が聞こえてきた。
 「……そう。仲間に、入れて」
 なんだ。それならそうと、早く言ってくれればいいのに〜
 レベルを比べるとちょうどいい感じ。その後はとんとん拍子に話が進み、3人で地下迷宮を探検することになった。
 冒険者になってはじめて組んだ日本人のパーティである。
| 日常 | 19:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
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